旅好き医学生の記録 ~旅と日常と時々勉強~

医学生mintによる旅と医学と日常

医学部6年生の旅と医学部での生活についての記録です

【読書記録】生活費・その他雑費をすべて奨学金で賄う医学生が語る倹約の大切さ【となりの億万長者】

 こんにちは。医学生mintです。前置きが長いので、めんどくさい方は飛ばして先を読んでください。

 

 

お金の本を読むようになった背景

 私の父親は自営業をしていました。自営業というのは医師などの専門職と異なり、景気に非常に左右されやすい職業です。そのため、裕福だった時期も貧乏だった時期も経験しました。そこで一番感じたのは、「お金の大切さ」です。お金がないと、家族仲が悪くなったり、やりたいことができなかったりと、悔しい出来事が多いです。

 特に「大学」という場所は非常に金のかかる場所です。私は医師になるということで多額の奨学金(という名の借金)を借りてもなんとかなりますが(と期待していますが)、世の中にはお金が無くて大学をあきらめている方もたくさんおられます。私たちは、自分の将来の家族になるべくそういう思いをさせないように努力をする必要があると思います。

 ということで「お金」に関する本を今までいくつか読んできました。その一部を紹介したいと思います。

 

倹約の大切さ

 

ということで、今回は となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則についてです。

 

この本は 倹約の大切さ について書かれた本です。

 

億万長者の最大の特徴は 「倹約、倹約、倹約」 である

 

 この本には、医師のお金の使い方についてよくダメな例として引用されています。

 アメリカでの話なので、日本と実情は異なるとは思いますが、医師はステイタス維持のために高級時計、高級車などハイステイタスなものをよく買うと書かれています。私はまだ学生なので、詳しい事情はわかりませんが、「おれ~~という車買った!!」「この時計高かった~~」という話はよく耳にします。必死で働いた結果得たお金なので、全く悪いことではないと思います。何に使うかなんて人の勝手です。ただ、お金がない時期を経験した私からすると非常に怖いお金の使い方だなあと思います。たしかに、当分は医師の高給は続くと思います。しかし、こういった状況が100%永遠に続くとは言いきれないと思います。医学部が新設されて、医学部の定員が増えていることに加え、団塊世代の方々が多数お亡くなりになるタイミングで、需要と供給のバランスが崩れてしまうのではないかなと思います。その時に、力になるのは、医師としての能力はもちろんですが、やはりどれだけ資産を持っているかではないでしょうか。

 「となりの億万長者」によると資産を持つために最も大切なのは倹約です。倹約してお金を貯めて、なるべく確実かつ最大限の利率で投資をすることが理想的だと書かれています。簡単に実現できる話ではないですが、そういったことを意識して暮らしていく必要があると思います。

 

私自身の体験

 私自身6年間奨学金ですべての学費・生活費・雑費(遊び、旅行など)を賄ってきました。そのうえで給料の安い初期研修2年間の返済費用も貯金できました。他記事を読んだ方は旅行ばっかりしててお金持ちなのかな?と思われる方もいると思いますが、普段の努力の成果なので、そういった目で見てください(笑)

 そのためのコツなどはまた記事にしたいと思っていますが、6年間でお金に関してかなり考えて使うことができたと思っています。

 

ステイタスにお金を使うな

 

蓄財優等生は奨学金のことや事業を始めたときのことなど、自分たちの成し遂げたことの話をしたがる
蓄財劣等生は所得の多さ、金の使い方、ステイタスを誇示することを自慢したがる
 
衣服、宝石、車などステータスを誇示するものにお金を使う人は大した資産を持っていないと言い聞かせる

 

など、ステイタスのための高給な物の批判が目白押しです(笑)

 個人的には、ある程度の品質の物を持っておくことも大切だとは思うので、完全に「となりの億万長者」の書いてある通りにするつもりはありませんが、社会人になったらなるべく早くお金を貯めて、奨学金を返済し、本当に自分とその家族のために貯金や投資活動ができる状況にしていきたいなと思っております。

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。なにかご質問、ご意見のある方はコメントよろしくお願い致します。

 

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