旅好き医学生の記録 ~旅と日常と時々勉強~

医学生mintによる旅と医学と日常

医学部6年生の旅と医学部での生活についての記録です

医学英語の重要性について① ~学ぶことのメリット~

こんにちは。医学生mintです。

 前回の記事でタイでの実習について紹介させていただきました。

【タイ旅行記③】タイ南部での実習 【医学生】

 そのための準備として1年から1年半くらい医学英語の勉強をしていました。かなり時間は取られましたがやっててよかったなと思います。

といことで、本日は医学英語を勉強してみて感じたメリットについて書きたいと思います。

 

 

 

 

 

学生としてのメリット

学生の間は ・いい教材やいい情報に巡り合える
      ・ぐぐったときにわかりやすい画像とかが出やすい

の2点が一番かなと思います

 

僕はすぐに調べたいことにたどり着くために、google 画像検索を多用するのですが、

例えば小児の下痢の鑑別について調べたいとします。

日本語で調べると、 

小児 下痢 鑑別 - Google 検索

 という感じで小児における鑑別疾患のリストがさっとでできません。

しかし、英語で調べると、 children diarrhea differential diagnosis - Google 検索

と鑑別疾患がリストになった画像がしっかりでできます。

 

最近は国試でも手技について問われることが多くなってきているみたいなので、youtubeで腹腔穿刺の説明を聞きたいとします。

日本語で調べると 腹腔穿刺 - YouTube と短く、あんまり説明が多くない動画がメインですが、英語で調べると paracentesis - YouTube と10分ほどかけてしっかり説明してくれる動画がでてきます。 もちろん説明は英語なのでそれを理解する能力も必要です。 

 このように小さなことですが、日常の調べ物にすごく役立ちます。

将来的なメリット

あとは今後のことなので妄想でしかないですが、

研修医になったら上記のような手技の調べ物はもっと役立つでしょうし、それに加えて Uptodate などの情報源、英語論文も読める必要はなくても、読めると上の先生からの評価も変わると思いますし、思わぬ発見もあるのかなと思います。

 医学英語の知識が一番役に立つのは専門科に進んだ後なのかなと思います。というのも専門医は自分の専門に関しては常に知識をアップデートしないといけないと思うのですが、最新知識はほとんどすべて英語で発表されているのでこの時には絶対にマスターしておかないといけません。

いつ勉強するのか?

 多くの方は医学英語は医師になってから勉強すると思います。それでも十分間に合うのでしょう。しかし、今のうちからある程度やっておくと、忙しい日常診療の合間を縫って勉強したり、英語論文を読むのに途方もない時間を割いたりする必要がなくなるのかなと思います。なので、暇な学生のうちにやることをおすすめいたします。

 

おわりに

 何度も言いますが、まだ医学部6年生なので希望的観測でしかありませんが、医学英語を学生のうちに学ぶメリットは多いのかなと思います。

 

 

 

↓実際にどうやって勉強したかについてまとめました

mint1993.hatenablog.jp

 

一般英語の勉強も大切ですね

 

mint1993.hatenablog.jp